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FXの取引時間 取引が活発な時間帯

FXの取引時間 取引が活発な時間帯
為替市場

FXの取引時間 取引が活発な時間帯

外国為替市場はもともと国際銀行間の通貨決済の場として始まった. 国際銀行間の取引を円滑に実行するため, ブローカーと呼ばれる仲介業者を利用することが行われるようになっていき, このブローカー集団が情報交換を行い取引可能な国際銀行に所属するトレーダー間の仲介を行う業務として, ボイス・ブローキングが組織されるようになっていった.

ボイス・ブローキング・システムとは, 銀行とブローカー間を電話(FXの取引時間 取引が活発な時間帯 ホットライン) あるいはテレグラム, FAXで結び, ブローカーに対して注文(気配値)を提示し, 取引可能な他のブローカーを探し出してもらう仲介システムを指す. たとえば, 図1に示すように, あるブローカーに外国為替銀行Aから出されたドル買いの注文が114.20円/ドル, ドル売りの注文が114.26円/ドルとすれば, このブローカーはホットラインを通じて参加するトレーダーに対して, 相場を114.20-26と唱える. これを聞いて, 別の外国為替銀行Bが同じくホットラインを通じて114.20円/ドルでドルを売る通知をして来れば, 取引が114.20円/ドルで成立する. USD/JPYと記述した場合, アメリカドル(USD)1単位の価格を日本円(JPY)建てで表記する. この場合前にあるUSDを第一通貨, 後ろにあるJPYを第二通貨と呼ぶ. 第一通貨を第二通貨で買う(売る)ということと第二通貨を第一通貨で売る(買う) ということは同じ意味である.

便宜上第一通貨を第二通貨で相手が買ってくれる価格のことを 買気配 または ビッド (bid)第一通貨を第二通貨で相手が売ってくれる価格のことを 売気配 または アスク (ask)と呼ぶ. アスクのことは オファー (offer)とも言う. 現在市場に出ているものの中で最大の買気配値のことを 最良買気配 または ベスト・ビッド (FXの取引時間 取引が活発な時間帯 best bid)最小の売気配値のことを 最良売気配 または ベスト・アスク (best ask)と呼ぶ. ベストビッドとベストアスクの幅を証券市場同様にビッド・アスク・スプレッドと呼ぶ.

例えば, USD/JPYの場合銀行間取引の1取引単位は1,000,000USD(日本円で約1億円)である. 外国為替市場において市場参加者は伝統的に 両建て提示 (two way quotation)と呼ばれる独自の注文方法を採用してきた. 両建て提示とは売りを意図している注文であっても, 買いを意図している注文であっても, 両方の注文価格を同時に提示する注文方法である. この方法を採用しているために, 外国為替市場の注文記録から需給バランスを原理的に推定することができない.

ボイス・ブローキング・システムの多くは, ブローカー集団が円卓を囲み, ブローカー集団間が口頭やジェスチャーを通じて意思疎通を行うことによって成立している (図2のような情報伝達経路をとっている). そして, 現在自分達の顧客が提示している注文のすりあわせを行い, 取引可能なトレーダーを探し出し取引を実現することを行っている.


図1 国為替市場参加者(USD/JPY)の取引の構造. USDを買うことは JPYを売ることと等価であり, USDを売ることはJPYを買うことと等価である.

図2 ボイス・ブローキング・システムの情報伝達構造(a). 中心にボイス・ブローカが相互に情報交換を行える円卓がある(b). 各トレーダーはボイス・ブローカーと電話(ホットライン)やFAX などの情報伝達手段を用いて注文情報のやり取りを行う (トウキョウフォレックス上田ハーローにて著者佐藤が許可を得て撮影).

1990年代に入り, コンピュータと光ファイバ通信網を用いた情報通信技術 (ICT;Information and Communications Technology)の進歩と普及を受け, クライアント--サーバ方式のマッチングエンジンによるブローキング・システム (電子ブローキング・システム)が導入されはじめた. ロイター社が1991年にReuters2000-1というコンピュータ取引システムを発表して以来, FXの取引時間 取引が活発な時間帯 外国為替市場の業務は電話やFAXに代り, コンピュータ端末が重要な役割りを演じるようになっている. その後, 1993年に入り世界銀行12行によって EBS(Electronic Broking System)が組織され, 2大ブローキング・システムの競争が始まり, FXの取引時間 取引が活発な時間帯 電子ブローキング・システムの普及の時代に入った. 特に, 電子ブローキング・システムは公平性, 高速性, 価格性の観点からボイス・ブローキング・システムに対して強い競争力を持っていたため, 加速的に普及し, ボイス・ブローキング・システムより電子ブローキング・ システムを利用する市場参加者が増加し続けている. 電子ブローキング・システムでは, トレーダーはコンピュータ端末上に希望する取引価格を入力する. この注文価格は通信回線を通じて中央のホスト・コンピュータに送信され, ホスト・コンピュータ上で自動的に取引可能な他のトレーダーからの注文との適合が行われる. ベスト・ビッド, ベスト・オファーが更新された場合にはコンピュータ端末上で気配価格の更新が行われる. もし取引可能なトレーダーからの注文が存在する場合には両方のトレーダーのコンピュータ端末に取引がなされたことが表示される. その後所定期間以内に決済がなされ取引約定が成立する. 図3(a)に電子ブローキング・システムの情報伝達経路を示す. 各トレーダーはトレーダーが操作可能なコンピュータ端末から注文を入力し, 中央のマッチングエンジンへ注文情報を送信する. 自動的に注文のマッチングを行い, FXの取引時間 取引が活発な時間帯 取引可能なトレーダーを探し出すことができる. 図3(b)は代表的な電子ブローキング・システムあるICAP EBSプラットフォームを利用するときに使用されるコンソールである.

図3 (a)電子ブローキング・システムの情報伝達構造. 中心に市場管理サーバーが注文の自動適合を行う. 各トレーダーはコンピュータ・ネットワークで接続されたコンピュータ端末を用いて, 直接注文のやりとりと市場価格の確認を行うことができる. (b)代表的な電子ブローキング・システム(ICAP EBS)で使用されるコンソール (ICAP EBS社の許可を得て転載).

外国為替市場(インターバンク)での気配価格を参照値として, 銀行窓口や両替所における実際に取引される通貨交換レート (TTS/TTB)が決められている. 外国為替市場では瞬間瞬間で価格が変化し続けているため, ある基準時間における交換レートを参照値とし仲値(TTM)と呼ばれる価格が決められている. 多くの銀行では毎営業日の9:55ごろの為替レートを参考に価格が決定される. また標準的な仲値を提供するサービスとしてWM/ロイター社がある. 毎日ロンドンの午後4時にインターバンクで取引されているレートをもとに決定される. 執筆現在158の通貨のレートが発表されている.

外国為替市場の取引

外国為替市場は地球の自転に連動して, 昼間に対応する時間帯が変化することに起因して取引の中心的な地域が変化する. そのため世界中の日中に対応する時間が変化することによる市場の時間依存性が存在する. 世界の商業活動の活発な地域を分割するとおおよそアジア, ヨーロッパ, アメリカの3つの地域に分割される. 表1は外国為替市場の参加者が多い代表的な市場の活動時間とタイムゾーンを示す.

RegionIHLocal OpenLocal CloseLocal Time Zone
SydneySY8:00:0017:00:00Australia/Sydney
TokyoTK9:00:0017:00:00Asia/Tokyo
Singapore/Hong KongHK8:00:0017:00:00Asia/Hong Kong
LondonLN8:00:0017:00:00Europe/London
New YorkNY8:00:0017:00:00America/New York
GlobalGL17:00:0017:00:00America/New York

世界標準時であるUTCで時間を取ると, アジア活動時間は0:00-8:00 (UTC+2), ヨー ロッパ活動時間は8:00-16:00 (UTC+2), アメリカ活動時間は 16:00-24:00(UTC+2)に対応する. 国による夏時間(Day Saving Time) 導入の違いに多少は依存するが,世界標準時間(UTC)から見たときに時間の移動が起こる. また,国による祝祭日の違いも外国為替市場の取引の状態に影響を与える. 例えば8月15日や12月24日はキリスト教圏では祝日となっているが, 日本では通常の営業日である.

アジア活動時間帯で外国為替取引の中心的な地域は, 東京, シンガポール, 香港である. また, ヨーロッパ活動時間帯はフランクフルト, ロンドンが市場を形成している. アメリカ活動時間帯では,世界の情報が集まるニューヨークの影響が大きい.

3年に一度, 国際決済銀行 (Bank of International Settlement;BIS) は BIS Triennial Central Bank Survey (BIS) と呼ばれる世界中の中央銀行やトレーダー集団から集計した外国為替の取引状況に関するサーベイを出版している. この情報によると, USD(アメリカドル), EUR(ユーロ), JPY(日本円) は2004年現在世界で取引量の多い3大通貨である.また, GBP(FXの取引時間 取引が活発な時間帯 イギリス・ポンド), CAD(カナダ・ドル), AUD(オーストラリア・ドル), SEK(スウェーデン・クローナ), NOK(ノルウェー・クローネ)は取引量の多い通貨である. 表2に3大通貨の各時間帯における取引量を記す. USDはヨーロッパ活動時間帯で半分以上が取引されている. EURもまたヨーロッパ活動時間で70% が取引されている. JPYはアジア活動時間とヨーロッパ活動時間でそれぞれ40% 程度が取引されている. 各国の通貨は ISO 4217 で規定される3文字の通貨コード(表3参照)で通常表記される. 以降の章においてもこの表記法を使用する.

表2 BIS Triennial Central Bank Survey2004に基づき2001年 4月における1日平均の取引量を100万米ドルで表記した.

活動時間帯USDEURJPY アジア活動時間373,179 (25.3%)74,745 (12.2%)160,384 (43.4%) ヨーロッパ活動時間806,997 (54.8%)430,156 (70.3%)FXの取引時間 取引が活発な時間帯 137,731 (37.3%) アメリカ活動時間292,563 (19.9%)106,909 (17.5%)71,448 (19.3%) 全活動時間1,472,739611,810369,563

表3 主要通貨のISO 4217コードと国・通貨名.

FXの取引時間 取引が活発な時間帯
コード国・通貨コード国・通貨
AMDアルメニア・ドラム (Armenia Dram)AUDオーストラリア・ドル (Australian Dollar)
ARSアルゼンチン・ペソ (Argentina Peso)AZNアゼルバイジャン・マナト (Azerbaijan Manat)FXの取引時間 取引が活発な時間帯
BDTバングラデッシュ・タカ (Bangladeshi Taka)BRLブラジル・レアル (Brazil Real)
BHDバーレーン・ディナール (Bahrain Dinar)BTNブータン・ニュルタム (Bhutan Ngultrum)
CADカナダ・ドル (Canadian Dollar)CHFスイス・フラン (Swiss Franc)
CLPチリ・ペソ (Chilian Peso)COPコロンビア・ペソ (Colombian Peso)
CNY中華人民共和国・元 (Chinise Yuan)CZKチェコ・コルナ (Czech Koruna)
DKKデンマーク・クローネ (Danish Krone)DZDアルジェリア・ディナール (Algerian Dinar)FXの取引時間 取引が活発な時間帯
EUR欧州連合(EU)・ユーロ (Euro)EGPエジプト・ポンド (Egyptian Pound)
FJDフィジー・ドル (Fiji Dollar)GBPイギリス・ポンド (British Pound)
GHCガーナ・ セディ (Ghanaian Cedi)HKD香港・ドル (Hong Kong Dollar)
HUFハンガリー・フォリント (Hungarian Forint)IDRインドネシア・ルピア (Indonesian Rupiah)
INRインド・ルピー (Indian Rupee)ISKアイスランド・クローナ (Iceland Krona)
IRRイラン・リアル (Iranian Rial)JPY日本・円 (Japanese Yen)
JMDジャマイカ・ドル (Jamaican Dollar)KZTカザフスタン・テンゲ (Kazakhstan Tenge)
KESケニア・シリング (Kenyan Shilling)KRW大韓民国・ウォン (South Korean Won)
LBPレバノン・ポンド (Lebanon Pound)LVL[10]ラドビア・ラト (Latvian Lat)
MNTモンゴル・トゥグルグ (Mongolia Tugrik)MYRマレーシア・リンギット (Malaysian Ringgit)
MXNメキシコ・ペソ (Mexican Peso)NOKノルウェー・クローネ (Norwegian Krone)
NZDニュージーランド・ドル (New Zealand Dollar)OMRオマール・リアル (Omani Rial)
PENペルー・ソル (Peruvian Nuevo Sol)PKRパキスタン・ルピー (Pakistan Rupee)
PHPフィリピン・ペソ (Philippine Peso)PLNポーランド・ズウォティ (Poland Zloty)
RONルーマニア・レイ (Romanian Lei)RUBロシア・ルーブル (Russian Rouble)
SEKスウェーデン・クローナ (Swedish Krona)SKK[11]スロバキア・コルナ (Slovak Koruna)
SIT[12]スロベニア・トラル (FXの取引時間 取引が活発な時間帯 Slovenia Tolar)SGDシンガポール・ドル (Singapore Dollar)
THBタイ・バーツ (Thai Baht)TRLトルコ・リラ (Turkish Lira)
UAHウクライナ・フリヴニヤ (Ukrainian Hryvnia)USDアメリカ合衆国・ドル (United States Dollar)
VERベネズエラ・ボリバル (Venezuelan Bolivar)ZAR南アフリカ・ランド (South Affrican Rand)
[10]2014年1月15日LVL廃止. EURに変更.
[11]2009年1月16日SKK廃止. EURに変更.
[12]2007年1月14日SIT廃止. EURに変更.

国際決済銀行の2013年の外国為替市場に関するレポートによると1日平均 (4月1日平均)の外国為替市場の取引量は5兆3,450億米ドル(日本円で約507兆円, 1アメリカドルを95円として換算)である. 表4は1998年から2013年までの4月1日平均取引高の推移を示している. 1998年からの集計によると約3.5倍に増加している. この集計値は取引を行ったディーラー両方について取引をした通貨について2重に計算を行った値である.

表4 1998年から2013年までの外国為替市場で取引された1日あたりの平均取引高. 2013年版BIS Triennial Central Bank Surveyの外国為替市場レポートに基づく. 単位は10億米ドル.

FXの取引時間 取引が活発な時間帯
集計年199820012004200720102013
通貨交換1,5271,2391,9343,3243,9715,345
スポット取引5683866311,0051,4882,046
アウトライト・フォーワード取引128130209362475680
外貨スワップ取引7346569541,7141,7592,228
通貨スワップ 取引10721314354
オプションおよび他の商品8760119212207337

外国為替市場で取引されるスポットでの取引量は, 2013年には1日2兆米ドル(約190兆円)を越え, 約90% が電子ブローキングシステム, ボイスブローキングシステムが約10% となっている. 世界的に見ると複数のボイスブローキングシステムと複数の電子ブローキングシステムが, 銀行間または企業間の通貨交換の仲介業務を行っており, 銀行間での直接的取引(直取引)も行われている.

外国為替市場の高頻度データ

外国為替市場の高頻度データは1次的には電子ブローキング・システム上で生成 される. 電子ブローキング・システムは銀行間取引や個人取引を仲介する仕組み であるがそこで交される 気配価格 (quotes)や 約定 (transaction)に関する詳細なデータは 匿名化 (anonymization)され,証券市場同様に販売されている. 電子ブローキング・システムから直接提供されるデータは極めて高解像度でかつ高頻度のデー タである. 外国為替市場は証券市場と異なり単一の取引所が存在しているわけ ではないため,電子ブローキング・システムで収集されるデータが外国為替市場 での取引全てを網羅しているわけではないが, 取引シェアの大半を担っている電子ブ ローキング・システムの分析を行うことにより, 外国為替市場の様子を高解像度 データを用いて分析することが可能である. 本章で紹介するICAP EBSは自社で電子ブローキング・システムを運営しているため, ここから販売され るデータは極めて高解像度かつ高頻度のデータである. 例えばICAP EBS社(ICAP EBS社 http://www.ebs.com)から 販売されるEBSDataMine Level1.0の時間解像度は1秒である.

一方2次データ・プロバイダは複数の電子ブローキング・ システムから通貨注文と取引に関するデータを購入し連結して提供している. 2次データ・プロバイダは一般に外国為替市場データのみを取り扱っているわけではなく, 証券や債券, 国債, 金属, エネルギーなどの様々な金融データを収集販売している. そのため, 2次データ・プロバイダから提供されるデータの解像度や頻度は1次データ・ プロバイダの提供するデータに比べて高くない場合があるが, 一方でカバレッジは大きいという長所がある. 本章で利用するCQG社(CQG社 http://www.cqg.comから販売されるCQG Comprehensive FXの場合, 時間解像度は1分であり注文のデータのみが利用可能である. データは通貨ペア単位で販売されている.

EBSDataMineLevel1.0

EBS Data Mineのヒストリカル・データにはEBS市場で提示された気配値のEBS Best BidとBest Offerおよび取引約定価格の情報が含まれている. 取引約定価格にはその時点で最も高い買い約定値(the highest paid) と最も安い売り約定値(the lowest given)が記録されている. 記録される時間は更新時間を基準としており, 約定レコードと気配レコードが記録されている. 気配レコードには更新時間終了時点のBest BidとBest Offerが含まれている. 約定レコードには更新時間中の最も高い買い約定値と最も安い売り約定値が含まれている. 更に Level2.0 には取引高に関するデータが含まれている.

データは標準的なCSV(comma separated values)形式で, ヘッダーとトレイラーはない. また, データは匿名化されており, 注文値(ビッドとオファー)と約定値の情報が含まれている.

CQG Comprehensive FX

外国為替市場のティック・データとして, CQG社が提供するTime & Salesデータ(以下 T & Sデータと省略)を説明する. T & Sデータは外国通貨間の取引ペアに対して気配値(注文)提示がサーバに届いた時刻, 注文価格, 売り注文価格, 買い注文価格の別が記録されている. 外国為替市場では, あるトレーダーの通貨の価格提示に対して, 他のトレーダーがその価格による通貨取引に応じることにより取引価格の決定と通貨交換がなされる. この価格提示はquote(注文)と呼ばれる. このデータは匿名化がなされているが, 日時, 活動時間帯, 価格, 注文, 通信種別, データ種別が記録されている.

外国為替市場の戦後史

表5に1944年から2013年までに外国為替市場に影響を及ぼした出来事をまとめた. 第二次世界大戦の終わり頃1944年7月, 連合国45カ国がアメリカ合衆国ニューハンプシャー州ブレトン・ ウッズに集まり国際通貨体制に関する会議を開催した. この会議では, 戦争の引き金となる通貨危機や通貨の不安定化を避ける方法が模索され, John Maynard Keynesは新しい世界通貨システムにおいて国際共通通貨バンコール (Bancor)を提案したが否決された. 議論の末, 金との等価交換を保証する共通通貨(兌換通貨)としてアメリカ・ドルが選択され, 金1オンス当たり35アメリカ・ドルと固定し, アメリカ・ドルに対する他の主要通貨の交換比率を固定する 固定相場制 (ペッグ制)が採用されることとなった. これを実施するために, ブレトン・ウッズ協定(IMF協定)が批准され, これに基づき, 国際通貨基金 (IMF)と 国際復興開発銀行 (IBRD)の2つの組織が発足する. この固定相場制に基いた通貨交換体制を FXの取引時間 取引が活発な時間帯 ブレトン・ウッズ体制 (Bretton Woods system)と呼ぶ.

日本が1952年にブレトン・ウッズ協定に加盟した結果, 日本における外貨取引が可能となり, 東京外国為替市場 が再開される. ブレトン・ウッズ体制は1960年代に入り世界経済の変化によって圧力を受けつつも持続したが, 1971年8月15日にアメリカ大統領ニクソンによって, アメリカドルと金との等価交換制度が変更されたことを受け( ニクソンショック ), 1971年12月アメリカドルの切下げと為替変動幅を拡大したスミソニアン体制が始まる. スミソニアン体制は1972年にイギリス・ポンドが変動相場制へ移行, 日本・円も1973年2月に変動相場制へ移行したのに続き, ドイツ・マルクは1973年3月に変動相場制へと移行したことを受け事実上崩壊し, 1976年1月キングストン合意により 変動相場制 (フロート制)FXの取引時間 取引が活発な時間帯 の承認と金とアメリカ・ドルとの固定的な交換比率の廃止が決まった. アメリカ・ドルは以降兌換通貨でなくなる.

1971年以降, 多くの通貨に対して, 変動相場制のもとで, 通貨の交換すなわち通貨取引が盛んに行われるようになり, 外国為替市場は世界的な市場として発展するようになった. 更に, 1985年のプラザ合意以降, イギリスのビッグバン政策が実施されたことに強い影響を受け, 多くの国々では通貨流通に関する制限は撤廃され, 一部の経済的に弱い国を除いて通貨交換レートが市場原理 (market mechanism)に従い変化するようになっていった.

東南アジアの国々では, 自国の経済発展を安定化させるために, 変動相場性による不安定要因を弱める目的で, バスケット方式による, 固定相場制度を維持し続けた. しかしながら, 外国為替市場の世界的な取引活発化の結果, 1997年に固定相場制を維持することができなくなり, タイ・バーツの暴落に代表されるいわゆるアジア危機が生じた.

また, ヨーロッパでは1979年にECが導入した通貨システムが, ECの拡大発展に伴って成立した欧州連合(EU)に引き継がれ, 1999年には欧州共通通貨ユーロ(Euro)の導入へと発展する.

日本円とアメリカ・ドルとの交換レートはブレトン・ウッズ体制のもとで, 当初, 1ドル360円に固定されていた. 1973年2月の変動相場性への移行後, 日本円とアメリカ・ドルの交換レートは, 1975年12月に1ドル307円の最高値を記録して以来, 日本の輸出産業の強さに起因して円高ドル安の展開が続き, 1995年4月19日, 東京外国為替市場が1ドル79.75円の最高値を記録した. さらに, FXの取引時間 取引が活発な時間帯 2011年10月31日には75.54円となりこれまでの最高値記録が更新された.

FX取引スタイルを決める

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【短期トレード】 短期トレードは「数秒から1日」という極短期間の取引となります。 上手く運用を行えば、少額からでも十分安定した運用を期待できます。さらにはレバレッジを大きくとることができるので、少額の投資で大きな利益を得る可能性を秘めています。 ただ、 短期トレードは経験や知識の差が出やすく、取引に集中できる時間帯がないと安定した運用は難しいスタイルです。 短期トレードには、スキャルピング、デイトレードと呼ばれる方法があります。 【中期トレード】 中期トレードの期間は、人の感覚によって様々で、「3日以上で取引を行ったら中期」だと言う人もいれば、「1週間~数か月」という人もいます。ここでは、「1日以上から数週間」としておきます。 為替相場は、「3か月に1回のペースで相場が変わる」と考えられています。そこで、中期トレードでは、相場の中期的な値動きを狙います。 中期トレードは比較的安定して運用ができます。また、運用期間が短期トレードより長いので、全体的な相場の流れから1日の値動きに気を配る必要があります。そのため、しっかりと各国のニュースや経済についても注目しなければなりません。 短期トレードには、スウィングトレードと呼ばれる方法があります。 【長期トレード】 長期トレードは、「最初に取引を行ってから数週間~数年経ってから決済取引をする」と言う取引スタイルで、数週間から数年の為替変動の差を狙います。 長期トレードは、為替レートの差益のほか、スワップポイントによる金利差益も狙います。 取引期間が非常に長くなるため、全体的な相場の流れや経済について読まなければなりません。 長期トレードは値動きが大きいので、2倍程度の低レバレッジで運用しましょう。 長期トレードには、ポジショントレードと呼ばれる方法があります。

取引時間を決める

取引時間を決める

特に、スキャルピングやデイトレードでの短期トレードを考えている場合には、 相場が活性化する時間帯と参加する各市場の特徴を知っておく必要 FXの取引時間 取引が活発な時間帯 があります。

ライフスタイルに合わせて取引をする

ライフスタイルに合わせて取引をする

【サラリーマンの場合】 サラリーマンの場合は、就業時間があるため、 取引はどうしても限られた時間 となります。 出勤前には前日の各市場の動きをチェック。出勤中は昼休みに相場をチェック。昼間に頻繁に取引を行うのは難しいでしょう。 主戦はニューヨーク市場が動き出す22時以降でしょう。 また、最近は、システムトレードによる自動売買で勝ち越しているサラリーマンも増えています。 システムトレードは、市場を常に監視し、自分の感情が入らずに機械的に売買をしてくれるので、初心者にありがちな感情による取引の失敗はなくなります。 ただしシステムトレードは、これを使えば今まで全くFX取引の経験がない人が使っても勝てるというツールというではありませんので注意しましょう。 【専業主婦の場合】 専業主婦の場合は、お子様がいらっしゃる場合と、そうでない場合で、1日のスケジュールは違ってくるでしょう。 FXの取引時間 取引が活発な時間帯 FXの取引時間 取引が活発な時間帯 お子様がいらっしゃる場合は、 東京時市場が開く9時から集中して取引をするのは難しい でしょう。 日中は、家事の合間などに相場の動きをチェックし、ロンドン市場が開く16時頃、そしてニューヨーク市場が開く21時頃が勝負でしょう。 【専業トレーダーの場合】 専業トレーダーは、1日中トレードの時間を確保できます。そのため、いつでも取引ができるわけですが、より効率的にトレードするためには、やはり ある程度市場の時間を活かした取引をしたほうが良い でしょう。 時間を自由に使える専業トレーダーであれば、午前中に利益を確定させるトレードも可能です。 ニューヨーク時間が終わる朝6時頃にポジションを持ち、午前10時頃に利益確定というパターン です。朝6時頃は相場の転換点になることも多いので、午前中に勝負を決めたいトレーダーは、この時間帯にポジションを取ると良いでしょう。 また、午後からポジションを取るパターンもあります。午後からポジションを取る場合には、ロンドン市場の開く16時頃にポジションとるのが良いでしょう。21時頃になるとニューヨーク市場が開くので、トレンドを確認します。この時間帯は、値動きが期待でき流動性もある程度あるため、短期トレードがしやすい時間帯です。 フルタイムでトレードをしたい方は、午前2時~3時頃に就寝をして、午前7時~8時頃に起床してチャートをチェックし、当日のトレードに備えるというスタイルが良いでしょう。 為替市場は24時間取引が可能ですが、ロンドン市場が閉まり、ニューヨーク市場の午後に入る午前2時~3時頃は、他の時間帯と比較しても値動きが穏やかになります。この時間に睡眠をしっかりと取り、東京市場が始まる前に起きて、トレードに臨むというスタイルです。

忙しい人は長期トレードを

一般的には 「長期での運用の方が安定している」 と言われています。

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FX時間帯別の名称

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ドル円1日の時間帯別、市場別の値動き、ボラティリティ

とれろく

パッと見て分かる通り、高い値動きを記録する時間帯あまり値動きのない時間帯があることが分かります。値動きの大きさも踏まえつつ、各時間帯別の特徴を紹介したいと思います。

オセアニアタイム(5時~9時)の特徴

取引に参加している国の数が少なく、また取引量も小さい為、比較的おだやかな値動きです。

とれろく

オセアニアタイムで稼ぐコツは早朝でもスプレッドが広がらないFX業者、もしくはスプレッドが固定されているFX業者を使い、レンジ狙い、小さな利益を狙うのが基本戦略

アジアタイム(9時~15時)の特徴

オセアニアタイムとは打って変わり、日本、中国、シンガポールとGDPランキング上位国が取引に参加する為、一気に値動きが活発となる時間帯です。

特にドル円は21時~24時ごろのカオスタイムに次いで取引が活発となる時間帯。主婦や学生、また平日に休みが取れる会社員であれば積極的に取引に参加するのも一つの手です。

9時55分頃は日本の銀行が外貨交換などに使用する基準レート「仲値」を決定します。この為、9時30分~10時30分前後は日本企業の外貨需要に合わせて積極的な売買が行われます。

とれろく

アジアタイムの10時前後は企業の資金需要に合わせて為替レートが一方向へ強く動くことも。動く方向を予想した順張り、また動き切った後の反発狙いの逆張り手法と有効な取引手法は様々あり。バラエティに富んだ取引機会を提供してくれる為、積極的に売買したい時間帯です。

またアジアタイム中のプレイヤーも日本人の比率が高くなるので、日本全体の雰囲気と相場の動きが一致しやすいという特徴を持ちます。

欧州タイム(15時~21時)の特徴

その日1日のトレンドを決定させるような大きな値動きが形成されることも多く、夜間に売買するトレーダーであっても、欧州タイムはどのような値動きをしたのか?何かニュースがあったのか?チェックする必要があります。

また各種経済指標の発表も多い時間帯の為、指標発表前後を狙った指標スキャルの取引機会も多い

レンジ狙いで逆張りするか、トレンド狙いで順張りするのか判断が難しい場面もあるので、中級者向けの取引時間です。

ユーロドルといった欧州通貨の動向が先行して相場を作り、それがドル円の為替に影響させます。

とれろく

カオスタイム(21時~24時)の特徴

21時になるとアメリカ、カナダといった米国勢が市場に参入します。まだ欧州勢も為替取引に参加している時間帯のため、米国勢と欧州勢の殴り合い相場が形成されるカオスタイムと呼ばれています。

この時間帯は世界が注目する米国の経済指標が発表されたり、FRB(米国中央銀行)の政策が発表されたりと、長期的な為替相場の方向性に強く影響を与える出来事が多発します。

世界中のトレーダーが相場観(円安になる円高になるといった予想)の見直しを迫られることも多く、急激なトレンド変化、急激に円高になったと思えば円安になったりと方向感が全く定まらないカオス(混沌)とした相場が発生しやすい。

非常に大きな値動きが発生する為、スキャルピング、デイトレーダーといった短期売買主体のトレーダーにとって一番稼ぎやすい時間帯となるものの、安定して勝ち続けるにはそれなりの努力が必要。

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米国タイム(24時~5時)の特徴

値動きも落ち着きはじめ、カオスタイムに発表された出来事を市場に織り込み始める時間帯です。

早起きしたり、夜更かしするのは体調的にも負荷がかかるため、時間指定でポジションの決済ができるようなFX業者で口座を開設していると便利

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相場に強く影響を与える出来事が無かった日は、終始レンジ相場で終えることも多いという特徴を持ち、急激なトレンド変化も発生しにくい為、個人的にはアジアタイムに次いで初心者にオススメしたい取引時間です。

FX初心者におすすめの取引時間帯

時間帯別の特徴でも紹介した通り、FX初心者におすすめの取引時間帯はアジアタイム(9時~15時)、米国タイム(24時~5時)です。

稼げる金額ではなく、勝ちやすさに焦点を当てる場合はこの2時間帯 です。

1日を通して見れば高い値動きではない為、大きな勝ち、利益は望めないものの、想定できない動きが起こることが少なく、各種テクニカル指標のシグナルも正しく機能しやすい

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経済の成り行きから相場を見通すファンダメンタル分析ではなく、テクニカル分析により相場を予測しやすい時間帯というもの、初心者におすすめの取引時間である理由の1つ。

投機筋が参入してくる欧州タイム(15時~21時)から段々と取引難易度が上がり、カオスタイム(21時~24時)になるど、各種経済指標も読めるレベルの上級者でないと安定して勝ち続けるのは難しい

中にはテクニカル分析1本で勝ち続けるFXトレーダーもいる為、勝ち方は確かに存在しているだろうものの、初心者が自身のモノにするには時間が必要です。

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外国為替市場の取引時間帯の特徴と活用法【5時限目】

為替市場

これから FXでバリバリ稼いでいきたい! というFX初心者さんにとっても、為替市場については最低限知っておきたい基礎知識でもありますので、この機会に理解を深めていってみてはいかがでしょうか(´ー`)?

外国為替市場の仕組みを理解しよう!

為替市場というのは、簡単にいうと 世界中の銀行のネットワークを介して為替取引が行われる市場 のことです(・∀・)

よくニュースの報道で「本日の東京外国為替市場は1ドル○○円で取引がされていました・・・」といってるのは、取引を行ってる銀行が存在している都市や国のことを東京市場とか、ニューヨーク市場と呼んでいるだけで、 為替市場自体はリアルには存在しないバーチャルな市場 なんですね。

24時間取引ができるというのはFXトレーダーにとっては非常にありがたいことなんですが、為替市場が銀行間の取引ネットワーク上に構成されているというのもあって、相場が大きく動く時間帯というのは、 世界中の銀行が営業している時間帯に集中しがちです。

さて、そんな為替市場の取引の中心地となっている都市やエリアは、大きく分けるとオセアニア、アジア、欧州、ニューヨーク、の4つに分けることができます。

世界の為替市場は大きく分けると4つ

市場を一日の流れで考えると、最も早く動き出すのが日本時間の朝5時から銀行が営業を始める オセアニアのウェリントン市場(ニュージーランド) で、そこからアジア市場→欧州市場→ニューヨーク市場という順に西へと取引の中心地が動いていきます。

そして、一日を通して最も取引量が多くなるのは 22時~深夜2時 にかけての時間帯。

この時間帯は世界で最も取引高が高いロンドン市場ニューヨーク市場が同時に動いているため、市場の取引量が増えやすい時間帯なのですね。

なんとイギリスとアメリカだけで為替市場全体の 56.5% もの取引が行われてます。

アジア市場の東京・香港・シンガポールを合わせても20.7%ですので、やはりロンドン市場とニューヨーク市場の取引高は圧倒的なのですね(;・∀・)スゲー

各時間帯の値動きの特徴とよく動く通貨ペア

さて、ちと前置きが長くなってしまいましたが、ここまでの話で為替市場とはどういう市場なのか、ということが大体理解していただけたんじゃないでしょうか♪

アジア・オセアニア時間(8-15時)の特徴

アジア・オセアニア時間は、欧州市場とニューヨーク市場の動きが止まっている分、比較的相場は落ち着いた動きをしやすく、ボラティリティ(変動率)が低くなりがちな時間帯ですね。

特に欧州・ニューヨーク時間に 重要な経済指標 などが控えている時は市場が様子見ムードになりがちで、「全く相場動かないやんけ・・・(;´Д`)」なんてこともしばしばあります。

アジア・オセアニア時間に動きが出やすい通貨ペア

やはり、アジア・オセアニア時間で動きが出やすい通貨ペアとなると、
JPY、 AUD、NZD 絡みの通貨ですかね。

・市場がリスクオフ傾向で円が買われる(リスクオンだと円が売られる)
・中国と密接な関係にあるオーストラリアの豪ドルが中国経済の動向で売買される
・日本やオーストラリアなどのアジア・オセアニア地域の経済指標が発表される

アジア・オセアニア時間でのトレードのポイント

そんなアジア・オセアニア時間でのトレードのポイントですが、この時間帯は前述のとおり、様子見ムードの中でウロウロする レンジ相場となることが多い です。

欧州・アジア時間(16-21時)の特徴

トレーダーの中には「欧州の出方を見てからポジションを入れる」というのをトレードルールに入れてる人もいたりしますし、それだけ欧州勢の取引高へ与える影響は大きいんですね。

欧州・アジア時間に動きが出やすい通貨ペア

欧州・アジア時間で動きが出やすい通貨ペアは、ズバリ
GBP、EUR、CHF 絡みの通貨です。

欧州・アジア時間でのトレードのポイント

例え朝の時点で相場環境を把握したとしても、この時間帯からニューヨーク時間にかけて相場がどのように展開されていくだろうか?ということを前提に改めて相場環境を把握するように心がけておくといいと思います。

ニューヨーク・欧州時間(21-6時)の特徴

ニューヨーク・欧州時間に動きが出やすい通貨ペア

ニューヨーク・欧州時間で動きが出やすい通貨ペアは、ズバリ
USD,CAD, 絡みの通貨ですね。

ニューヨーク・欧州時間でのトレードのポイント

この時間帯はとにかく相場が活発になるため、短期トレードでも大きな値幅を取りやすくなってきます。ですので、 あまりトレードに時間をかけずに効率よくFXで稼ぎたい という方はニューヨーク・欧州時間を主戦場にしても良いかもしれないですね(・∀・)

取引量が最も多いこの時間帯は買いたい・売りたいという市場の需要バランスがどちらかに傾くと一気にトレンドが加速しますので1~4時間といった中期トレンドに乗っかれる局面が出やすいのもポイントです。

また、ニューヨーク市場の終値は日足のローソク足が固まるタイミングでもありますので、日足の流れをより意識する時間帯でもあります!

5時限目のまとめ!

自分は特別トレードする時間帯や通貨ペアを絞り込んだりはせずに、毎回テクニカル的なチャンスが出ているペアを狙っている感じですが、やはり 「アジア時間だから欧州まではレンジ展開が続きそうかな?」 みたいなことはシナリオを考える時に意識しています。

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